前回紹介した「ハーモニクスを鳴らそう」の補足です。
まずハーモニクスとは何かという所からですね。
一言で言えば「倍音」です。
弦楽器というのは左手の指で弦の上のある一点を押さえて
右手で、その弦に対して弾く、こする(ヴァイオリンの場合)
などのアクションをします。
この時、通常通り弦の1点を押さえると
弦の振動幅はこのようになります。

それに対して、このように
先ほどの図で押さえた位置と同じ位置に軽く指を触れて
押さえつけずに弦を振動させると・・・

このように振動の節が出来ます。振動している幅が2倍なので
倍音を得ることができます。この原理を
演奏に取り入れたのがハーモニクス奏法です。
この奏法を使って出した音は、通常通りの指板を
フレット近くで固く押さえて出す普通の音より、
柔らかく、澄んだ音になります。
具体的な奏法は次回紹介していきます。